今年の北陸のスギ・ヒノキ花粉症は、昨年の1.7倍、例年の2倍の飛散量となり、多くの方がつらい症状で悩まれており、いつもの薬が効かないという方も多く、当院では漢方診療も併用したりしております。よく誤解をされていますが、花粉症の薬の治療は基本はステロイド点鼻薬になります。その効果を高めるために内服薬を併用していくというイメージです。
市販の点鼻薬は血管収縮剤なため、医師の処方するステロイド点鼻薬とは異なり、連用で粘膜が腫れてしまう薬剤による肥厚性鼻炎となることがありますの注意してください。
石川県は、第6波が落ち着いたかな?(1日400~500名➡200~300名)と感じた3月中旬はスギ花粉のピークとなっていました。
東京など都市圏では、このまま下げ止まりとなったまま、再上昇となり、第7波になっていく兆しが出てきています。北陸では、4月までがスギ花粉、5月までがヒノキ花粉となります。症状だけで、コロナとの区別が難しくなっていますので、花粉症はしっかり押さえていきましょう。
オミクロン株になり、鼻炎やくしゃみ症状など花粉症の症状区別が難しくなっており、同時症状が出るケースも・・・
感染症とアレルギー疾患の診療に知識と経験のある医師に相談することが肝要です。
その状況に関して、北陸朝日放送(HAB)に取材を受け、2022年03月30日のニュースで
報道されました。
(Yahooのニュース)
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