新型コロナの診療続けた医療機関に新たな負担 "インフルエンザの増加"受け 意外な理由で苦悩…
全国には下記のような医療機関も多く、真摯に知識をアップデートしながら目の前の発熱等風邪症状のある患者さんをすべて受け入れている医療機関に集中し、今年の数年ぶりのインフルエンザの流行によりさらに負担が増え、疲弊してきていることが現場では問題となってきています・・・。
1:発熱患者にコロナの検査の受け入れをしている医療機関の中には、コロナの検査だけしているので、発熱・咳・胃腸炎症状のある患者さんに、インフルエンザの検査はできない/しない(そもそも検査キットを採用していない)、咽頭痛が強い患者さんに溶連菌の検査はできない/しない(そもそも検査キットを採用していない)もある・・・
2:複数の発熱等検査指定医療機関の中には、37.6℃以上の発熱がないと風邪症状があるだけでは当院の発熱外来では診れないとしている・・・ 3:総合病院の発熱センターでは、コロナの検査のみを対応しているので、他のインフルエンザや溶連菌などの迅速検査は対応していない。鼻炎、咳、咽頭痛、下痢がある場合に、当院の内科、小児科、耳鼻咽喉科では、診ることができない・・・
4:もともと発熱等検査指定医療機関として、手を挙げていない医療機関では、電話診療だけで、総合感冒薬・抗生物質・喘息などの薬を複数処方し、解熱しない場合には他の検査に対応している医療機関に受診するように説明・・・。発熱や症状などが軽減したら、受診しなくてもよいと説明していることが何度もあります。
(インフルエンザもコロナも翌日に軽減することはよくあるため、その説明で家庭内や職場、社会に感染拡大にきっかけを作ることになります・・・、当院で多くが検査結果が陽性となるケースも多発・・)
近隣の医療機関やかかりつけ医が発熱等風邪症状の患者さんを受けれいない現実がある中、
はたして、コロナがなくなったわけでもない中、2023年5月7日より、5類になると本当にこれらの医療機関が発熱や風邪症状のある患者さんをキチンと診察し、対応できるのでしょうか?そもそも受け入れるのでしょうか?